リブ加工、実加工(さねかこう)できます

 写真は、直径45cmのテーブル脚の断面サンプルです。実際には、無垢材のストライプが映える、高さ1mほどのテーブル脚になります。せっかくの木のテーブルだから、脚も含め、見えるところはすべて「木」にしてほしい――。そんな想いからのご発注だったのではないかと思います。

 その想いに応えるために採用したのが「リブ加工」と「実加工(さねかこう)」です。

 「リブ加工」は、表面に一定間隔で溝や凸凹をつける加工方法です。溝をつけることで大胆な曲面加工も可能になり、木材を使える範囲や用途が各段に広がります。
 今回は、テーブル脚の周囲を囲う曲面をつくるために、まず、合板の表裏に互い違いに「リブ加工」を行いました(2枚目の写真)。

 実は、リブ加工された既製品の材もありますが、対応できる曲げはφ900㎜まで。そこで今回は、当社で「φ450㎜対応特注リブ加工」を行いました。

 「実加工(さねかこう)」は、互いに凸凹をつけて接合する加工で、主にフローリングや羽目板などを組み合わせるために使われています。
 今回は、「実加工」を応用した「雇い実加工(やといざねかこう)」の技法を用いて、表側に細長い無垢材を組み合わせ、デザイン性を高めました(3枚目の写真)。

 これで、木の温かみを感じられる、どっしりオシャレなテーブル脚ができあがる予定です♪

 ところで、「リブ」とは、スペアリブ、リブロースの「リブ(rib)」、つまり「あばら骨・肋骨」のことです。なるほど、あの凸凹。少し「リブ」のイメージが湧いてきたでしょうか。

テーブル脚の断面サンプル。なかなか太い脚です。
合板の表裏にリブ加工をした段階のもの
サンプルの拡大写真。ぜひ、さらに拡大して見てください。
ご要望に応え、スケールも一緒に写してみました♪