富山を『建具の名産地』にしよう

昨日9月9日、弊社も加盟する富山県建具協同組合の会員のみなさんが来社され、組合の取り組みを話し合った後、弊社の工場を視察いただきました。

脱炭素社会を実現しよう、国産材を活用しようということで、今、国を挙げて建築物への木材利用が推進されており、さらには、木本来の美しさ、機能性も相まって、高級ホテルやマンション、学校などに採用される木製建具は年々増えています。
しかしながら、住宅の洋式化や後継者不足などを背景に、木製建具事業者の数は全国的に減少していることから、富山県建具組合ではこれをチャンスと捉え、「富山を『建具の名産地』にしよう」と動き出しました。富山県には、高い木工・建具技術を持つ、元気な企業がまだまだたくさんあるのです。

各社の得意分野を活かしこれから共に何ができるかを話し合った後は、難易度の高い実際の図面をプロジェクターに映し出し「こんな工夫ができる」「こういう方法もある」と語り合いました。工場視察も機械・装置だけでなく、製作途中の製品にもみな興味津々で、同業者ならではの盛り上がりをみせました。

組合一丸となった取り組みは始まったばかりです。

図面を見て「あーでもない、こーでもない」と語りながら、技術向上につなげています。

工場視察は、一番上流工程の第3工場から始めます。
出荷前のたくさんの、高級ホテルフラッシュドア
ここはこうやっているのか。よくできてるねぇ。いやいやウチでもやってるよ。